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生後三日目の祝い

生後三日目は古来より大切な節目の日でした。その昔は、生後間もなく亡くなってしまう不幸などが多くあり、そのため生まれて三日を無事に過ごすことによって、その児が丈夫に育っていくことを確信する喜びの日でありました。三日目には初めて袖のある産着を着せ、これを「三日衣装(みっかいしょう・みつめぎもの)」と呼び祝いました。その時に、おはぎをつくり、親しい方々に配ったものが「三つ目のおはぎ」と呼ばれました。またこの日に産婦に餅やおはぎを食べさせたのは、お乳の出が良くなるように祈念したという意味もあったようです。生後三日目には「三つ目のおはぎ」で祝います。